人生我慢して生きなければならないという親の観念

不登校

このブログに来てくださってありがとうございます。

今お子さんの不登校で苦しい思いをしている方

学校へ行けなくて辛い思いをしてる方

以前学校へ行けなかった事で今も苦しい思いをしてる方

そんな方々が少しでも気持ちが楽になりますように…と思って書いています。

私は自分がいつも我慢して生きてきた人間なので、人生は我慢をして生きるべきだと思っていました。

私も決して学校生活は楽しいものではありませんでした。もともとさぼり癖もある人間です。

でも社会に出てからは、シングルで息子を育てなければならないという思いから仕事がつらくても苦しくても必死で働いてきました。

だから学校が嫌で休んでいる息子が嫌なことから逃げているとしか思えなく許せませんでした。

息子には、人生嫌なことがあっても我慢してやらなければならないことがあるんだ!と毎朝のように言い聞かせていました。

自分がそういう生き方しかしてこなかったから、そういう観念でいたから、それを息子にも押し付けていました(息子にはまったく響いていなかったようですが…)

本当に未熟な親だったなと思います。

息子の不登校から7年。その間私自身色々なことがありました。

我慢して生きてきた結果、身体を壊しました。心も壊しました。

この生き方ではもう無理だと、身体が教えてくれていたのです。それでも学習しない私は心も壊れました。

そして仕事を数カ月休んだり、出来ないことは出来ないと諦めたり、人にお願いしたり、そういう風に生き方のベクトルを少しずつ修正するようにしました。

そしてそうやって生きてみると、人生我慢して生きるべきだという観念は一体どうなんだろうと疑問に思うようになりました。

いやなことからは逃げたっていい、そう自分に少しずつ優しく生きるようになってみると、息子に言い聞かせていたことはなんてナンセンスなことだったのだろうと、今になると思うようになりました。

そして、あの頃息子が学校に行かないという選択をしたこと、嫌なことはしないと決めたこと、それってすごいことだなと今になると思うのです。

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